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平成30年度業務始め式を執り行いました。

法人

2018.01.05

 平成30年1月5日10時より、平成30年度の業務始めにあたり、年頭の挨拶が行われました。



年 頭 の 挨 拶
 
 新年あけましておめでとうございます。
 年頭にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 学校法人久留米工業大学は、昭和33年に創立され、今年でちょうど60年目となる年を迎えます。伝統の重みを益々感じており、責任者として身の引き締まる思いでいっぱいでございます。
さて、昨年の私どもの法人を振り返ってみますと、
 大学におきましては、平成29年度入学者が353名と前年に引続き、300名を超えました。これは今泉学長をはじめ、教職員の皆様の努力の賜物であり、心から敬意を表します。
また、教育力向上、研究支援、経営改革、社会貢献の推進等に積極的に取組まれており、将来を見据えたプランニングが行われております。
 赤岩校長率いられます祐誠高校においては、安全安心の学校づくりのために、キャンパス整備のグランドデザインに基づき、昨年12月には本館耐震工事を終え、現在はこの春の竣工を目指し、食堂建設工事が順調に進んでおります。「透明感、開放感あふれる、明るいイメージのランチルーム」ができますことは、生徒諸君の交流・交歓の場の拡がり等が多くのメリットが生まれることとなります。
昨年3月に先に完成しておりました新棟・クラブ活動棟に加え、これら素晴らしい建物を活用し、より一層の教育効果が上がることを期待しております。
 専門学校においては、学生の確保について依然厳しい状況が続いておりますが、荒木校長のもと、昨年からワーキンググループを立ち上げられ、実効性のある中期的収支改善計画を策定されており、積極的に新しい形での取組みについても議論がなされております。加えて、職業実践専門課程認可校として、企業との連携授業や各種研修の実施によりまして、自動車業界における最新の技術・知識を教授できる教育体制を構築しております。
 自動車学校においては、収益の確保については依然厳しい現状でありますが、準中型免許の導入、高齢者講習、初心者運転業務に加え、地域に対する交通安全意識の普及啓発など、いわゆる地域の「交通安全教育センター」としての役割を果たすため積極的に取り組んでいます。
 そして、法人全体としましては、後期実施計画と財政計画を基に、マクロ的視点、具体的観点から ビジョンの実現に向けて、積極的に取組みを行うなど、ガバナビリティを十二分に発揮しております。
今パラダイムシフトの時代と言われる中、学校法人久留米工業大学が、方向性を決して見誤ることなく、更なる飛躍を成し遂げるための準備前さばきをおこたってはならないのです。そして、その目的どおり、飛躍を成し遂げるためには、全ての教職員の努力は勿論のこと、学生、生徒、保護者、卒業生、そして地域社会などに関るすべてのステークホルダーの皆様など、本法人を取り巻く全ての皆様からの協力が必要です。
今後も適切な学生・生徒数を確保していくためには、「魅力ある教育」をこれまで以上に展開していかなければならないと考えております。
 各学校におかれましては、学生・生徒を大切にし、教育内容の個性化、特長化を一層推進するとともに、本法人の建学の精神でもあります「人間味豊かな産業人の育成」を目指し、きめ細やかな人間教育を推進していただくようお願いいたします。
これから、各学校におきましては、入学試験あるいは教習生獲得の本番となります。一年をかけて、目標を定め、募集活動を行ってきた結果が、数字となって現れる時期となり、私どもも大きな期待と若干の不安が入り混じった心境です。どうか教職員の皆様には健康に留意いただき、最後の詰めの対応に全力を尽くしていただくようお願いいたします。     
 最後に、この一年が皆様にとって幸多き年でありますとともに、法人全体にとっても 実りのある一年であることを強く願いますと同時に経営陣一同、強固な経営基盤の確立に向け全力を注ぐことをお誓い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
 
平成30年1月5日
学校法人久留米工業大学
理事長 吉武 健一

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